──それは、最も哀しき神話

用語集

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吸血鬼

不老不死かつ、身体能力が非常に高く、生まれ付き備わる"能力"を扱う種族。血を好む性質がある事から吸血鬼と呼称されている。
人間より遥か昔から棲まう種族。血は嗜好品のようなもので、血を飲まなければどうにかなってしまう訳ではない。別に日光を浴びても灰にならず、十字架や聖水、杭も特に意味はない。苦手に思う事はある様子。


物理的に意味を成すのは銀製品の武器。例えば銀製の短剣で喉を裂かれた場合、その部位は永劫傷が残り、下手をすれば発声出来なくなる事も。
尖った耳と八重歯が種族的特徴だが、無い者もいる。


"律"と呼ばれる、強力な能力を持った9人の吸血鬼が統制機関として存在する。

人間

シェーンに住むもう一つの種族。古代と呼ばれる昔、吸血鬼との差異によって、冷戦となっていた時代もあった。能力の代わりに体内に魔力を精製して魔法を放つ器官を持ち、そこを開発した人間であれば魔法を扱える。身体能力の代わりに卓越した技術力と頭脳を持ち合わせ、シェーンの発展の八割は人間が作り出した技術の結晶だとも言われている。


"防人"と呼ばれる、12人の強力な力を持った人間が統制機関として存在する。

Ritu

ずば抜けた実力を持つ9人の吸血鬼によって結成されている吸血鬼の統制機関。人間との平和な間柄を保つ、可笑しな出来事の解決等、仕事は様々。


「鳴神」と「轟」の二名がリーダー格。


「ある属性の能力の中で最高峰の実力を持つ吸血鬼」が9人集まっている機関。


その為、例えば"鳴神"ならば能力は「雷」系統、"大海"ならば能力は「水」系統、と能力が限定される。キャラメイクの自由度がやや下がる。対応表は以下。


現在の律よりも強力な力を持つ吸血鬼が現れた場合、新しく該当する律が任命し直される場合があり、それは"代替わり"と呼ばれている。


尚、能力の強さは準チート級まで許可。不安な場合は主催、及び副主催まで。




鳴神→「雷」系統の能力の最高峰。
轟→「地面」「大地」系統の能力の最高峰。
大海→「水」系統の能力の最高峰。
紅蓮→「炎」系統の能力の最高峰。
天照→「光」系統の能力の最高峰。
天満月→「闇」系統の能力の最高峰。
叢生→「植物」系統の能力の最高峰。
氷華→「氷」系統の能力の最高峰。
風標→「風」系統の能力の最高峰。

防人

Sakimori

ずば抜けた実力を持つ12人の人間によって構成される人間の統制機関。仕事は律の行う仕事の人間版、といった所か。広い意味で言うなら吸血鬼と人間の間柄を平穏に保つ事。


「辰」と「寅」の二名がリーダー格。


魔法が強い、身体能力が高い、頭脳面が卓越している、等様々な理由で抜擢される為、必ずしも魔法が強力でなくても防人に任命される事はある。なので、キャラメイク的な意味での自由度は高い。
また、寿命や心身の衰えで、後任を指名して任を退く事は"代替わり"と呼ばれている。


強さは準チート級まで許可。此方も不安がある場合は主催、副主催まで。

属性

生まれ持って体内に持つオーラのような物。何か影響を及ぼす訳ではなく、種族上の小さな違いの一つ。
吸血鬼は"魔の創造主"、人間は"聖の創造主"が創り出した存在とされており、創造主の違いから、吸血鬼は"魔“、人間は"聖"の属性を持つ、というのが通説。

会合

大きな事件や手に余る事件が起きた際、律と防人が一つの会場に集まって互いに情報を交換し、文字通り解決の為に行う物。現在の会場は使われていない洋館を改修した物。

考提議会

会合が開かれるような事態の際、律と防人以外の吸血鬼や人間が集まって情報や目撃した事を整理する議会。ここで整理された情報は会合に持ち込まれる。


要は会合の律と防人じゃないバージョン。


会場はドーム状の白い建物。因みに元は神殿だったらしい。